毎日の診療で気付いたこと

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検診に行ってきました

毎年4月のはじめは学校検診がある。今日の午前、その初回に行ってきた。

もう30年ぐらい香貫小学校を担当している。

行き始めは若僧に年とった校長先生が丁寧に挨拶してくれる、そんな感じだった。

しかし、いまは校長先生より年老いてしまった。

子供の数も1,000人を超えていて、担当歯科医は2人だったが、現在は500人台でひとりで担当している。

毎年、虫歯は減り続け、検診は少しは楽になってきてるのかもしれない。

今日は4年生、5年生、6年生を検診してきた。

今日、目立ったのは矯正装置をつけている児童が多くいたことだった。

そしてその中で当クリニックの患者さんは1人いた。

他の児のつけている矯正装置が日々の診療室で使っている装置と違っている感じがした。

ブラケットを部分的に付けている児はいたが、典型的のマルチブラケットは1人もいなかった。

当クリニックは、気づかぬうちに大人中心の矯正診療になっていたようだ。

子供の矯正装置に疑問を持ったものもあったが、それでも矯正治療を受けているのは良いのかもしれない。

矯正治療を受けた方が良さそうな児童を数多く見かけた。

しかし、それの全部は指摘しなかったが、この不正咬合はどうなっていくのだろう。

 

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