午前予約の矯正相談の患者さんからキャンセルの電話があった。
その時、問われたのは見えない矯正を受けたいやってますか?であった。
そのような質問はよく受ける、もう矯正治療を受けるを受けるため装置をつけるなど当たり前のこととして隠そうなどと思わない人も多くなってきている、その一方で見えない装置にこだわる人もまだまだ多い。
それに伴い矯正歯科医の中にも、舌側からの矯正治療を積極的にやっているところも多くなってきているようだ。
ここで2極化とは患者さんの細かい要望に積極的に答えて治療の単価をあげて行くか、単価をあげずに通常の安めの自費料金と健康保険での矯正治療に力を入れていくことではないだろうか。
若い矯正歯科医はあまり保険治療の矯正をやらないと聞く。この人たちはおそらく前者だろう。
私はどうやら後者のようだが前者にも興味がないわけでもない。
これらの選択には、時代の傾向や個人の感覚が影響するのだと思う。