毎日の診療で気付いたこと

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大学病院からの転医

今日の矯正相談は9歳の男子、父親の転勤で三島に転居してきたという。

現在は三島の住まいだが、将来、富士市に家を建てる見込みがあるようだ。

そこで中間的な沼津の当クリニックがが選ばれたそうだ。

今までの住まいは名古屋で治療を受けていたのは愛知学院大学歯学部の付属病院であった。

大学の付属病院であれば、しっかりと矯正治療の説明を受け資料や、依頼書もちゃんと出してもらえると思う。

来週、名古屋に大学病院で最後の治療を受けるというので、そこで是非、資料を渡してもらったり引き継ぎ依頼書を書いてもらうように伝えた。

引き継ぎには治療の内容のこともあるが、治療費のことについても大事なことだ。

そこで今までにいくら支払われたかと聞くと、施術料は65万円を一括で支払っているようだ。

そして混合歯列期で1年9ヶ月治療してある程度の結果が出ているので、多くの返金はないだろうと聞いているそうだ。

医療の治療費に合理性を結びつけるのはなかなか難しい。

一見合理的そうに見える保険点数が必ずしもそうとは言えない。

だからといって矯正治療が最初に一括でもらうのは現代の感覚では合理的ではないように思う。

当クリニックでも開業当初は大学病院と同じように一括でいただいていた。

だが、いつも不合理を感じていた。その辺を突き詰めて当クリニックは、治療進行にあわせた分割の料金体系をとっている 。

引き継ぎのこの患者さんを家の料金体系にどのように合わせていくか、大学病院から返金された額など配慮して考えてみたい。

矯正相談

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