高校3年生の初診がたまに来る。この夏休みはどうかなと思っていたら今日の初診がそれだった。
この辺では、高校を卒業すると、当院に通える地域に住まない人が多い。特に進学する人はほとんどがそうなる。
矯正治療は約2年、残りの高校の期間では終わらない。治療の通院は月1回だから、沼津と東京間の距離ならば通院可能だ。多くの人は東京方面の学校を目指している。
相談の結果どうなるかというと、夏休みに来た場合は、ほとんど進路が決まってからにしましょうということにしている。
しかし、その前の春休みに来た場合は引き受けることがある。
結果、1年後に通える範囲に進学するといっていたじゃないか、だからあの時1年待てばよかったのにと思うことがしばしばある。
結局、転医の依頼ということになるが、進路決定まで待って、転居先で治療を始めて方が能率的にできるように思う。
また、特に高3の夏休みの相談は受験のストレスを矯正に目を向けて回避しているのではないかと思われる。
初診相談の結果は進路決定ですぐに始める又は紹介することができることで安心して受験勉強ができるようだ。
来春、他医院を紹介することになるケースが多いのだが。