毎日の診療で気付いたこと

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先天欠如歯の補綴前矯正

2006年16歳の女子高校生が来院した。上顎左右側切歯が先天欠如しているため、上顎の前歯部にスペースが散らばってしまい人工的な歯を入れようと思っても形良いものができない。

そこで矯正治療の出番となる。欠損部に人工歯を入れるのにふさわしいスペースをまとめる。また余ったスペースは見えにくいところに残しておく。こんな治療方針で上顎だけマルチブラケットを装着して10カ月程度で移動を終了した。そして当院で仮の接着ブリッジをいれた。

仮のブリッジは何度かはずれて、そのたびに接着していたが、いよいよ一般歯科医院で作ってもらうこととなった。そして、最近完成したそうだ。それを確認して今日、矯正を終了した。

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