当院では超酸化水が話題になった10数年前より、その生成機を購入して、診療日は毎日、生成している。
主には治療椅子を拭いたり、器具の消毒に使用しているが、それ以外にも怪我したときの洗浄や抜歯前後の口腔内の消毒にも使用している。
また他の利用方法として、矯正装置のバンドの周囲が歯肉炎を起こし疼痛を訴えてきたとき、その治療(症状緩和)に用いている。
その水でぶくぶくうがいや歯ブラシにつけて磨いてもらうと2日程度で症状が改善して、バンドをそのまま継続できる。
また最近では全般的な歯肉炎にも使用し始めている。歯垢が残っていれば当然歯肉炎になるからそのことについては指導する。矯正歯科は若い人を対象にしているのでそれで改善する歯肉炎が多い。
しかし歯垢がよく取れるように歯磨きが改善して、歯肉のマッサージも行えているであろうケースで、どうしても歯肉がすっきりと改善しないケースがある。
先日そのようなケースに適用して、良い結果を得たので今日、別のケースに適用した。1~2週間でのよい変化を期待している。