昨日、新横浜で湘南矯正歯科研究会が開かれて参加した。湘南矯正のメンバー10人で構成されているるがは私より臨床経験がが多い先生も半数以上いる。
会員が臨床例を持ち寄り検討するわけだが、私は現在このホームページのトップページに載っているケースを持っていき、意見をだしてもらった。
一番気になっていたのは、途中で抜歯ケースに変更して治療期間が3年かかってしまったことだ。
結果は良好に終えて、患者さんも喜んでいたのだからそれでよいとしてしまえば終わりなのだが、どうしても最初に抜歯の治療方針で進めば、治療期間は通常の2年以内で終えたのではなかったという気持ちですっきりしていなかった。
そこで、経験豊富な先生方にそのことを問うたのだが、誰一人として最初に抜歯と決めたほうが良かったと言った先生はいなかった。その理由も咬み合わせが深くなってしまうからと私と同じ考えだった。
そのことから、あの時点で抜歯をせずに治療を始めたことに間違いはなかったとホットした。
しかし結果として方針転換して抜歯になったことも経験しているのだから、更に高い診断能力を身につけたい。