先日の新患で外科併用の矯正を避けたい、その理由は仕事を2~3週休まなければならないとのことだった。
今日、外科手術の術後矯正4ヶ月目の患者が来院した。その方に手術時に仕事を休むことについて聞いてみた。
その答えは、手術することは職場には言わない、そのことだけが理由だけでもないが職場を変わったとのこと。また入院中にも、そのようなケースが多いと聞いたと伝えてくれた。
そこで私と(もしかしたら他の矯正歯科医も)認識が違っていたとおどろいてしまった。
以前、外科矯正が自費だったころ、そのような認識があって、職場をやめて手術を受けたリしていたことは知っていた。
しかし、保険治療に採用され、顎変形症として傷病名がつき、公的な補助も受けられるようになった今、当方では昔の感覚はすっかりなくし当然、病気!?として、引け目を感じずに手術に向かうものと思っていた。
この感覚のずれのままいくと治療費も自費に戻ってしまうのではないかと心配する。