毎日の診療で気付いたこと

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初診患者さんへの説明の仕方

今日は2人の矯正相談があった。

その相談の時の説明にはパターンが出来てしまう。

まずは気になっていること-(主訴)、そしてこのクリニックを選んだら経緯、過去最近は歯科医院の紹介よりもホームページが多い)。

そして小さい子ならば、治療の時期についての説明、矯正治療費の説明、永久歯列期ならマルチブラケット(ブラケットの種類)についての説明、などが続く。

そして、抜歯が必要そうな患者さんにはその説明、そして診療時間内で混む時間帯、曜日などの説明 、そして装置を装着したら後のブラッシングなども簡単に説明する。

今日の2人目の28歳女性の患者さんから質問を受けた。その方は、口元が出ているのが主訴だった。

「どの程度に治るでしょうか?」 これはなかなか答えにくい質問だ。

現在、抜歯を想定したり外科手術を想定しての術後のシミュレーションができるソフトがある。

それを使うのも一つの考え方かもしれない。

しかし、それはその通りなるというもののでもないと思う。

過剰な期待を持ってがっかりされても困る。

それなら、そこで、現在ホームページに200 例以上の治療例が載せてある画像の利用が考えられる。

その中で相談者にもっとも近いような症例を選び、提示するのが良いのではないかと考えている。

これならば、すでに結果が出ているわけなので事実ということになる。

結果がわからない治療不安をどこまで解消できるかわからないが、数多くの症例をすばやく検索してわかりやすく提示してお見せできるようにしていきたいと考えている。

矯正相談

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