今日は高校3年生、卒業直前の女子が、矯正相談に来院した。
高校生は1月が終わり、 2月に入るとほとんど学校に行かない。3月1日の卒業式、4月の新入学まで暇だ。
それは進路が決まった人に限ってのことだが、そんな人も結構多いようだ。
今日の患者さんもその一人だと思う。
だから進路が決まり、地元にいるとか地元から通うと決まった人は今の時期の矯正相談は良いかもしれない。
今日の患者さんは上顎前突、上顎、下顎ともに叢生は全くない。
しかしオーバージェット、オーバーナイトは大きいので抜歯ケースとしての説明を行った。
珍しいことではないが抜歯の話をした後、抜歯の後はどうなるのか何か作るのか、といつものように聞かれた。
その時に出す説明用模型がある。しかし、その模型は厳しい叢生の模型であって、今日のような叢生の全くない上顎前突抜歯と説明には向いていないのかもしれない。
それでも、患者さんや母親に歯の数を数えてもらったり、歯列を見てもらったりして歯が足りないけれども、隙間など残らずちゃんと並んでることを確認してもらった。
こんなこともあるので、叢生のない模型も説明用に用意した方が良いかもしれないと思った。