現在22歳の女性が先日相談に来た。今日は再治療の開始のため来院した。
その女性は8年ほど前、マルチブラケットによる治療終えて、その後、保定を行い4年ほど前に終了となっている。
今回の主訴が上下顎前歯部に軽度な叢生が現れていることだ。
その治療はマルチブラケットをつけさせてくれるならば、特に難しいことはない。
今日は下顎前歯を少しスライスしてにして上下顎第一大臼歯まで全てボンディングしてした。
このような場合の料金設定をいかにするかだが、それぞれの診療所で様々な考えがあると思う。
当クリニックでは、マルチブラケットの施術料は、その当時から60万以下と言う基準を持っている。
その患者さんの前回のマルチブラケット期間は1年2ヶ月であった。
そのため、当クリニックに支払われた額は52万円ことになる。
そこで今回、再治療にあたり支払っていただいた額は60万-52万で8万円とした。
その中にプラスチックブラケットの加算も含めてその額とした。
もし別の患者さんが前回治療が2年を超えていた場合はどのようにに考えただろうか。
その場合は計算上は無償となるのだろうが現実にはそうもいかない。
もっと低い金額の設定となるだろうが、難しいところだ。
なるべく矯正治療の料金に合理性を持たせている料金体系のつもりだが、再治療なると難しい要素も含まれてくる。
治療について