毎日の診療で気付いたこと

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卒業時転居予定の高校2年生

今日の矯正相談は16歳の女子高校生だった。

主訴は、叢生でやや唇も閉じにくいものの抜歯すれば、そんなに難しくない症例と診た。

しかし、高校は進学校で家庭は転勤族と言っている。

高校卒業したらこの辺にはいないであろうと、一緒に来た母親は言っている。

残りの高校生活はもう2年を割っている。

通常、患者さんには通常マルチブラケット治療期間は2年以内を目指しますと言っているものの、近頃は細かい仕上げをして2年を超える患者さんもいる。どうしようと言うことになる。

この田舎町沼津では、昔はあまり転勤で転医などなかった。でも最近は多くなってきたような気がする。

昨日に続きまた転医を書くこととなった。

このような状況では高校の間に動的治療を終了するしかないと考えた。

保定になれば依頼しても観察や保定装置修理などが主になるのでやり方や費用も問題にならない。

でも矯正相談は当クリニックが初めてだという。

そう言う患者さんには、いろいろ他にも相談にいって情報を集めたらいかがですかという。

しかし、このケースではそんなことをしていると期間が少なくなってしまう。

幸い当クリニックで治療中(動的治療終了に近い)の患者さんの紹介であったり、ホームページも見て迷うことなくここで治療を受けると言ってくれた。

だからなるべく近い日にに検査、診断までの予約を取っていった。

治療中、治療後の患者さんが新しい患者さんを紹介してくださるのは大変ありがたいことだ。

その信頼に応えるような治療や態度でなければいけないと感じた。

矯正相談

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