今日はマルチブラケット装着、装置撤去二人、顎変形症検査、初診相談二人などととても忙しかった。
高校が文化祭の代休のところが多いようだがそればかりでもなさそうだ。
最近、混み出して予約がとりずらくなってきている。
夕方、兄弟二人の矯正相談を行った。
兄は12才でほぼ永久歯列になっている。
下顎前歯が3本で、個々の歯が大きく、口元はかなり出ていて、口唇閉鎖が容易でない。
なかなか難しそうなケースだ。
9才の弟は上顎前歯の埋伏歯を一般歯科医院で出してきたところだった。
出てきたが、捻転があり、それを治すと兄同様に口元がでてしまう。
弟の方は最終的にはマルチブラケットをつけて抜歯ケースとなるため、兄より先に始めて、弟は兄が終わった頃より始めれば良いと思っていた。
しかし母親の考えは弟から治療の続きを行うと考えていたようだ。
それを少しやってもいいが、そんなところに期間や負担を強いるより永久歯でまとめてやる方が能率が良いと思った。
結局、今日は相談のみで終わったが、兄弟二人で矯正治療が必要なことは大変なことだ。
そのためだろう、健康保険は?などと話がでた。
確かに埋伏歯の保険導入が検討されているようだ。矯正歯科学会からアンケートが来ていた。
しかし、どのような形で導入されるのか、されないのか見当が付かない。