昨日、日本臨床矯正歯科医会の大阪例会に参加した。
前日から例会は行われているのだが休診日の木曜日だけ参加した。
主な内容は矯正歯科が脱毛やエステと同じよう美容医療に属するかどうかということでした。
それを日本矯正歯科学会の担当理事や弁護士、消費者庁の会議メンバーなどが講演してくれた。
それだけ矯正歯科医療にトラブルが多いようだ。
その中に加えられるといろいろと制約が出てくるようだ。
しかし、どうやらその中に加えられずにしばらくの間はすんだようだ。
5年後の見直しにどうなるかが心配だが、その間にしっかりと業界でトラブル防止策を図れば良いようだ。
やはり一番多いのは金銭に関するトラブルだろうと思う。
長い矯正治療途中で転勤などの事情で通えなくなった時の精算。
それならまだいいが、信頼関係を失い、途中で移りたいと思った時の精算。
それらがスムーズに行くようになればよいのではないだろうか。
それには長い治療にどのように料金を頂くか、または返金するか、それをしっかりと明記して患者さんとともに進めていかなければならないと思う。
当クリニックでは、できるだけ返金のないように治療の進行に合わせた分割払いを行っている。
しかし、それでも、返金が必要な場合がある。
昨日の会合に出る前からそのことは考えていたが、よりはっきりとそのシステムを作ることを考えた。
近々 、当クリニックの受付ソフトにそのシステムを加えるつもりだ。