15歳中学3年生の男女の思春期性の成長による咬合の変化を診た。
いずれも混合歯列期に被蓋改善(前歯の反対のかみ合わせを治す)を行っている。その時に今後の成長は予測がつかないと伝えてある。
今日は、顎変形症として、健康保険で外科手術を伴う矯正治療について説明した。
今は中学3年で高校受験が迫っている時期なので、方針をはっきりさせるのは、入学試験が終わってからでいいと前置きして説明を始めた。
女子の場合には早く手術を望む場合は高校2年の夏休みに行う。そのためには高校入学してすぐに口腔外科医に診てもらったり術前矯正を始めなければならない。
最初は「外科手術なんて」と言っていた母親に、保険適用で行えるなどと説明すると色々と質問をしてきて、全く拒否でもない様子になった。
結局、半年リコールで入学試験後に来院していただきそこで再度よく相談することとなった。