今日の矯正相談は3年前に一度来ているのでまったくの初診というわけでは無い。
現在は9歳になった男の子で反対咬合が主訴であった。
3年前の初診のメモには骨格的な要因があるかもしれないと書いてある。
今日診せてもらうと、乳首12本永久歯12本の典型的な混合歯列期で構成咬合がとれる。
この状態ならこの時期に、治療も可能で良いことかとみた。
保護者の母親が耳が不自由なようで、手話通訳の方と一緒に来た。
反対咬合の場合、この時期に一時被蓋改善をしても、その後の成長でまた反対になることは考えられる。
その事についても何とか伝えておかなければならない。
そうなると話が長くなってきて伝えていただくのにも困難かと思った。
しかし、必要な事はしっかりとお伝えなければ後々問題が残るので、時間をかけて丁寧に説明した。
手話通訳の方も、矯正わかっているわけではないのに、しっかりと理解して伝えようと努力してくれた。
先日、英語の電話がかかってきただけでもコミニュケーションができなかった。
今日のような場合、手話通訳の方が活躍してくれてコミニュケーションがとれたが、いろいろな状況の人と理解し合わなければ矯正治療は進めていけない。
手話通訳の方がしっかり説明してくれて、今日検査することができた。
次の診断の時にも手話通訳の方にお願いしたが、それ以降はなんとか自分たちでもコミュニケーションがとれるよようにしていきたい。
矯正相談