沼津市では今月より高校生まで医療費の自己負担がなくなった。
午前は早速、中学生が自己負担500円だったのが無料になった。
また午後には高校生にマルチブラケットをを装着した。
自立支援を使い1割負担となっても、それなりの負担になるはずだが無料だった。
矯正歯科のように健康保険と関わりが無いように思われても、こんな状態だ。
二人とも唇顎口蓋裂の患者さんで小さい頃から経過観察してきている。
前にもブログに書いたような気がするが、高校生まで負担なしとなると顎変形症がどうなっていくのか気になる。
高校生の中に一定割合で顎変形症がいると思う。
その患者さんが手術への抵抗が少なくなると高校生のうちに矯正治療をということになってしまわないだろうか。
女子の場合早時期の手術が高校2年生の夏休みだ。
高校に入ってすぐに術前矯正、そして高校卒業までにほとんど負担0で終えてしまう。
高校生まで負担0の政策はきっと良いことなのだろうが、すこし心配している。
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