今日の2人の新患はいずれもメール相談で写真を送ってきてくれた方だ。
一人は4月に写真付きのメールを送ってくれ、それに対して返事を送っていた。来院前に写真を引き出して、何を話そうか考えていた。
半年前の返事には、外科治療のことは書いてなく、矯正治療だけの説明だった。しかし写真をみるとけっこう厳しい上顎前突だった。
実際に顔や口腔内をみると、これは外科の話もしなければならないと思った。
そこで通常の矯正の話をして、それだけでもかなりの改善は可能だが、外科矯正も適用範囲であろう説明をした。
外科のことは考えてもいなかったようだったが、新しい情報として興味深く聞いていて、その方向に向かうのではないかと思われた。
もう1ケースは7歳の反対咬合だがムーシールドが装置としてふさわしいかどうか問われた。患者は骨格的な要因のある反対咬合なので適用ではないと思われた。
どちらのケースもメールに写真にを添付してもらってあることはたいへん有効だが、やはり来院していただかないと十分に説明はできないことがわかった。メール相談は来院のきっかけにしていただきたい。