最近の土曜日には新患の矯正相談は少なかった。
今日はなぜか4人の相談をうけた。
一人は15歳の男子の上顎前突。
上顎前突なのに口元はあまり出ていなくて、抜歯と言い切れない状態だった。
二人目は14歳女子の上下顎前突。
咬合だけを診ると正常咬合なのだが、明らかに上下顎前突、迷わず抜歯の説明をした。
三人目は21歳女性のわずかな叢生
日本の名前だがスペイン語の通訳付で会話、この程度の叢生で治療かと意識の違いを感じた。
四人目は9歳男子の軽度な叢生の心配。
永久歯列期で診断したほうがよい症例で簡単な検査と観察を勧めた。
新患の相談はしゃべる続けなければならないので、喉がかれてしまう。
それでも、症例に対する自分の考えを提示する、良い機会である。
その説明を受け入れてくれるかどうかは相性もあるのかも知れない。