毎日の診療で気付いたこと

ブログ記事 合計 3536

装置で舌癖が改善

指しゃぶりから舌癖に移り、開口と上顎前突の症状を呈するケースはよくみかける。

それの改善にはMFT(筋機能訓練法)で正常な口腔周囲筋の機能の改善から不正咬合を治すやり方がある。しかし患者の自覚もないのに「訓練」はなかなか難しい。

結局癖をさせないような装置に頼ってしまうことになる。

今日のケースは今年6月にタングクリブ付きのプレートを装着して改善が見られていた。

このようにうまくいくケースもあるが、舌が出せなくなったために今度は下唇を吸うようになり、困ってしまうケースもある。

いずれにしても癖の問題は難しい。早いうちに悪い癖は自主的に治してほしいものだ。

MENU
PAGE TOP