昨日の午後、新横浜のホテルアソシアにて湘南矯正歯科研究会の例会が開かれた。
10人のメンバーだが欠席、遅刻などで会員発表は7人だった。
私の含めて顎変形症に関しては3人、アンカースクリュー、筋機能療法と興味深く時代を反映した発表が多い。
最初の発表では顎変形症の自費と保険の切り替えのことについてのトラブルだった。
今の健康保険のルールでは、手術しなければ健康保険の適用にならない。
これはとてもおかしなルールだと思うが従わなければならない。
外科併用と矯正のみでの治療は境目はあいまいでどちらも選択可能なことはよくある。
しかし、それによる負担費用は大きくことなる。
さらに保険から自費へ、またその逆も変更は可能だが清算などでトラブルになりやすい。
そんな発表だった。私はドルフィンを使い積極的に外科併用の矯正に対応しようとしているが、
どうやら、割に合わない治療のようで若い人はやらないし、年配は義務的にやっているというような話も出た。
筋機能療法の発表はは私はあまり信じていないが、ほかの会員は積極的に行っているようだ。
負担を強いてあまり結果が出ないのにどうも抵抗を感じてあまりやっていない。
また協力の悪い患者さんへのアンカースクリューの適用した発表では、ゴムかけなどしなくても歯が思った方向に動いていた。
患者さんに協力を求めてもうまく治療が成功しない状況なのだろうか。
有意義な3時間を過ごし、食事会となった。
来年から、庶務会計を引き受けることとなった。