今日は冬休みが始まったためか、予約、新患相談で忙しかった。
新患は3人、再相談は1人でそのうち高校1年生が2人だった。
高校1年と言っても、3学期はわずかで、残りの高校生活も2年となる。
矯正治療期間は2年以内を目指すと言っている。
だから高校にいるうちに動的治療が終わるには今がチャンスということになる。
夕方の新患は高校1年女子、すでに矯正専門医に相談済みだ。
上下顎前突ですでに相談の矯正専門医からも抜歯の説明を受けている。
私も同様に考えている。
母親は抜歯しない方法はないのですかとたずねてくる。
外科手術併用すれば可能だろうと答えるが、望んでいる答えとは違うだろう。
もう1ケースの高校1年性は男子で、こちらは典型的な上顎前突だった。
付き添いの母親は当クリニックのホームページを見たと言っていたが、抜歯については知らなかったようだ。
近頃は矯正治療に抜歯が伴うことがあることは常識になってきたかと思ったがそうでもなかった。
2人には矯正開始は今が適切と言うことは強調しておいた。
来年の夏休みでは遅いですよとも言っておいた。