昨年の10月の日本矯正歯科学会の商社展示で口腔内スキャナーのデモを見た。
なかなか興味深いもので高いものだけれども、どれだけ実用になるのか興味を持った。
歯科では口腔内をスキャンするよりも前に浙江模型をスキャンするほうが普及している。
だから、ドルフィンに使う歯列のスキャンは模型のスキャナーを持っている静岡の府川先生に頼っていた。
しかし先日ドルフィンに使うためのデータで石こう模型を家庭用3Dプリンターで作製してみた。
結果はかなり石こう模型に近いものができあがった。
矯正には診断用模型が必ず必要となる。それが手軽にできるものならとても良い。
長い歴史の印象材と石こうが消えるかもしれない。そう思うとほしくなってくる。
でもよく検討しなけらばならないので3Mの口腔内スキャナーのSTLデータをサンプルとして送ってもらった。
早速プリントしてみたいのだが、たぶん1~2時間くらいはかかるだろう。
送ってもらったデータが使えることは確認したのでプリントは明日にしよう。