夕方、三人の矯正相談が続いた。
最初は21歳女性、主訴は叢生だが両側側切歯部は咬合していない。
加えて、口唇閉鎖も容易でない,上下顎前突傾向だった。
治療して行くには叢生だけでなく、開咬と上下顎前突を考えなが行わなければならない。
続いて8歳女子、典型的な指しゃぶりからの開咬で、現在は舌癖となっている。
さらに歯の萌出余地不足もあり、この時期での治療を勧めた。
最後は22歳男性、正中離開を伴う小臼歯部より前が咬合していなかった。
抜歯はしなくても比較的短い期間で解決しそうなケースだが安定が難しそうに思えた。
この三人は開咬の他にも共通点があった。
それは最近、当地に引っ越ししてきたことだった。
さらに当クリニックが最初の矯正相談でいずれもホームページを見てだった。
春休みが終えて、なぜか治療は少なく、矯正相談が多い日だった。