日本矯正歯科学会専門医の更新は5年に一度行われる。
前回は更新時にだいぶ苦労したので次回のために早めに対象症例を探している。
年間100症例くらい終了してもなかなか矯正治療の理想のゴールに到達するのは少ない。
さらに資料もしっかり調い、患者さんの了解を得て申請することになる。
今日はマルチブラケットを撤去した時からその候補として考えていた患者さんが来院した。
審査の基準としてマルチブラケット治療終了後2年という条件もある。
その患者さんは2年を少し超えていた。
良い機会とみて患者さんに了解を得て資料採得を行った。
前回まで3例だったが次回からは1例で良くなったので少し容易になった。
まだ申請までの期間は1年以上あるので、より精密に仕上げて、それが安定する症例が多く出せるように努力していきたい。