紹介いただいた矯正相談の患者さんは高校3年生だった。
症状は上顎前突、過蓋咬合と叢生がみられる。
毎年、高校3年生の相談はある。
この辺では高校を卒業すると、この地にいなくなる人が多い。
だから、高校3年生の場合は進路が決定するまで引き受けないことにしている。
今回もそのような説明をしていった。
これもいつも言うことだが、この辺では東京に出て行く人が多い
今日の患者さんも進学は東京を目指している。
その時の説明は矯正治療は月1回だから、それを理由に自宅に帰らせる案をいう。
東京との距離感は現代の交通機関では近くなっている。
だから矯正治療と自宅へ帰る目的ならばかなっている。
しかし今までの経験では、治療をうけて自宅にも寄らずにも戻ってしまう例もある。
それなれば東京で治療した方が良い。
今日の患者さんはどうするか分からないが、進路が決まったら連絡があるかも知れない。