学生たちの夏休み期間には新患1日5人が何日かあることがあった。
でもここ数年は5人にはならずせいぜい3人くらいだった。
今日は久しぶりに5人だった。そしてそれがすべて学生だった。
毎年そうだがこの夏休みの終わりになって相談に来る。
夏休みの始めに来ていれば、検査、診断、装置装着が進められるのにと思う。
でも今日の相談は年齢が低く、すぐに開始という患者さんはいなかった。
最初の患者さんは7歳で反対咬合だ、正中離開も気になっているようだ。
その患者さんは先天的な問題があり、支援学校に通っている。
現在矯正治療が保険適用になる先天的な病気、症候群は50以上になった。
それらを全部理解していなければいけないのかも知れないが、それは矯正歯科医にはきびしい。
そのあたりはこども病院に頼るしかないと思う。
その病気のことで静岡こども病院の整形外科や泌尿器科、脳神経外科などに通っているという。
しかしこども病院の歯科には行ったことがないという。
まずこども病院の歯科で診断していただきその後その紹介状をもって当クリニックに通うのが適当なように思える。
この患者さんが保険適用にならば親の負担は軽くなるだろうにと思いながら結果を待つことになる。