今日最後の患者さんは中学1年生男子、10歳から2年半ほど混合歯列期の上顎前突の治療してきた。
ほぼ永久歯列を迎えて次のマルチブラケットでの仕上げに進むか迷う程度まで改善してきた。
そこへサッカーのゴールキーパーなのでマウスガード(スポーツガード)を作ってほしいとの希望があった。
診ると上顎前歯に少し捻転があるそれを治す隙間もある。
それならば、マウスガードをセットアップして模型で作り治療を兼ねようというアイデアが浮かんだ。
そのことによりマウスガードの機能とセットアップにより混合歯列期での最後の仕上げとなる。
それで患者の子供から抵抗のあったマルチブラケットを付けなくても、それなりの効果が得られるはずだ。
料金もマウスガード作成のみですむので患者負担は少ない。
きっと上手くいくだろうと考えて作った。
1ヶ月後もう1回セットアップする予定だが、だんだん材料を厚くしていきセットアップ量を減らしていくつもりだ。
来月患者さんが何という感想となるか楽しみだ。
治療について