診療を午前で切り上げて浜松で開かれる圭陵会静岡支部会に向かった。
そこで講演(会員発表)を半年前より依頼されていた。
参加者は30人程度、医者と歯医者が2:1位だった。
矯正歯科専門で開業しているのはこの支部では私一人と言うことだった。
矯正歯科の何を話そうか半年前から悩んだ。
結局、症例を分類して治療前後の写真を口腔内と顔面を合わせてみせることにした。
事前に3回ほど練習した。
6月にはミニ同窓会の森盛会で函館、洞爺湖に行ったとき、10月になって幸歯会で最後にスタッフに聞いてもらった。
4時より30分ほどでなんとか大きなミスもなく終えることができた。
反応は歯科医にはよかったようだ。
特に反対向きに(鼻に方向)に向かっていた中切歯を正しい位置に動かした写真は感動したようだ。
しかし医科の先生方からは反応がほとんどなかった。
どうしても美的な要素は強くなる矯正は通常の医療とは異質なものかも知れない。