昨日、日本臨床矯正歯科医会の3支部の合同研修会があった。
東京の万世橋カンファレンスセンターで毎年行われ、これで3回目となった。
集まった支部は北関東、千葉、静岡だった。
今年は昨年より少なめで30人まで行かなかった様に見えた。
研修内容は結構充実していた。
日本矯正歯科学会で理事をしている、五十嵐先生をお招きして、ホームページガイドラインや統一専門医制度のについて教えていただいた。
特にホームページの規制は詳しく説明していただいた。
しかし、それを聴いてもまだ自分のホームページで何が良くて何が問題となるのかがよく分からない。
これから専門医の更新でひっかったり、ネットパトロールで指摘されるようなことがあるのかもしれない。
できればその前に問題のないようにしておきたい。
また、各支部か一人ずつ「大臼歯の遠心移動について」の講演があった。
大臼歯の遠心移動はなかなか難しい。色々な方法が考えられている。
大人ではアンカースクリューが主流となった。
他にも聞いたような名前の装置がいくつか挙げられた。
目的は同じでも各診療所で様々な工夫がされていると感心した。
懇親会では70代の先生が診療所を廃して患者さんを連れて、別の診療所に勤めた話を聞いた。
医院承継のことは会員が高齢化した矯正医会では良く話題になる。
通常は医療法人で理事長交代だが、そんな方法もあるのかと驚いた。
自分もだんだん他人事ではなくなってくる。