今日は予約簿が空いていて暇な1日のはずだった。
だから新料金についての準備を進めるつもりでいた。
それが、電話がかかってきて、空いている予約簿を新患がかなり埋めてしまった。
1日に新患が5人というのは、昔の夏休みにはあったが今は夏休みでさえない。
それが、今日起こるなんて驚いた。
その患者さんはすべて学生だった、やはり春休みが終わりに近づいているということだろう。
でも混合歯列期は一人もいなくて全員永久歯列だった。だから矯正を始める時期も近いと思う。
最初に相談した患者さんは症状は叢生だが、口唇に目立ちにくいが縫合の後がある。
唇顎口蓋裂を疑った。しかし問診票に書いてない。
もしかしたら子供に話していないのかと思い母親と相談したがその様なことはなかった。
単に保険適用されるという知識がなかっただけらしい。
事情をたずねてみると二回口唇の手術をしている。しかし口蓋はしていない。
そのあたりが保険適用されるのか調べてみた。
結果、口唇裂だけでも、不正咬合がそのことに起因していれば適用されることが分かった。
さっそくそのことを伝えて、健康保険での治療ということになった。