先日ブログに下顎運動測定器をもっと簡便にできないかと工夫していると書いた。
前回の実験である程度の感触を得たので今日はいくつかを変更して試した。
まず加熱シートでトレーを作るのは予想以上安定して良かったのだが、技工の手間がかかる。
そこで従来のシリコン印象剤でのトレーを使ってやってみた。
結果は安定が悪かった。そして被検者が自分であったので不快であることも分かった。
次には顎運動を感知するセンサーの取り付けだが今までヘルメットの中央部に取り付けてみた。
それではうまくいかず、もっと前方の方がよいことがわかり、センサーを簡単に移動できるようにした。
このような改良でためしてみるとけっこう良いデータがとれるようになってきた。
まだ自分しか被検者になっていないので、他の人にも協力してもらいより実用的なものにしたい。
そして、そのセットを乱暴に扱いたくなく、すぐに患者さんに装着できるようにしたいと考えている。
それには良い収納を考えなければならない。
ヘルメットにセンサーをつけたまま簡単におけて、それからでるケーブルが絡まず、断線しないようにしたい。
また、本体のモニターも一緒にコンパクトに設置して、今までのようにケーブルをはずしてしまい込むのではなくしたい。
楽をするために結構苦労しているがこれがまた楽しみになっている。