昨日、顎変形症の中3女子の相談を書き最後に増える傾向と書いた。
今日も高校1年女子の顎変形症の相談だった。
今日の症例は骨格的には明らかに上下顎バランスが悪いが、咬合はそれ程でもない。
だが、矯正のみで治療することはできないように思える。
実は昨年、相談に来て、顎変形症の説明もしているが、受験もあり、決定できなかった。
今日は本人がはっきり手術を受けるつもりで来院して母親も了解しているという。
そうなると昨日のケースでは少し余裕があっての対応となるが、今日のケースでは少し急がねばならない。
口腔外科に行ってもらい、矯正の検査、診断、装置装着まで高校1年の夏休み中に終わらせたい。
それでもこの時期に来てもらって、なんとか間に合うようにできる思うのでよかった。
その相談者に話したことだが、今、座っている相談コーナーに今日の昼休みに外科手術をやってくれる静岡医療センターの口腔外科の先生が来ていた。
そこで、今後行われる手術について相談していた。以前にも一度来ていただいたこともあった。
大病院の先生が、こんなクリニックを訪ねてきて打ち合わせをしてくれるとは嬉しい限りだ。
7月1日には私が病院に出かけて打ち合わせをする予定もある。
口腔外科との連携がさらに密になってきて、良い顎変形症治療ができることを期待している。