昨日、東海大学医学部口腔外科の外科矯正の勉強会に参加した。
その勉強会は9回目だが私は前回から参加するようになった。
今回は2回目なのに発表する立場になってしまった。
2ヶ月ほど前から声がかかり準備してきたが、やはり慣れないことで緊張していた。
指示を受けた発表内容は、サージカルプレートの作り方だった。
今までに静岡医療センターで東海大学の太田先生に手術を4ケースしていただいている。
そのたびにサージカルプレートを工夫して作り、使っていただいた。
それが評価されたのだろう。
一つのやり方は分析ソフトドルフィンを使って作製する。
頭蓋のX線CT(DICOM)、歯列模型のSTLデータさらに顔面写真を組み合わせ合成する。
その上顎、下顎、オトガイを切断して位置を決める。
そして手術のための位置決め固定具(サージカルプレート)を作製する。
このようなことができるソフトを、現時点では東海大学口腔外科でも勉強会で集まった矯正歯科医も使っていなかった。
だから、私が発表者に選ばれたのだろう。
これからの時代このようなやり方が普通になってくるだろう。
大学でも導入に向けて努力しているようだが予算が付かないと言っていた。
ちょっと先にやり始めたので、その方面をもっと極めていきたい。