今日の最後は中学生の女子で開咬と先天欠如、矮小歯がすぐ目についた。
口腔内写真を撮っている時にちらっと「どこかで見たような」と思った。
しかし特に気に留めもせず、通常の初診の流れを進めていった。
説明の会話中も初めての説明を聞くような雰囲気だった。
抜歯の説明も驚いたように聞きいていたし、違和感なく5月からの新料金を説明した。
しかし最後になって、昨年相談していると言った。
早速スタッフが昨年の問診票を持ってきた。
そのメモでは、今年も同じことを説明していることが分かった。
そして今日は治療をやっていくつもりで相談に来たという。
それならば、早く言ってくれれば検査のだってできたかもしれない。
遠くから来院の患者さんなので配慮しても良かったのにと思った。
でも、電話予約の時に昨年相談に行っていると言わないのだろうか。
そうすれば新料金ついても違いなどしっかり説明できたのに。
ちょうど1年前にきっと20~30分程度は話しているのだろうに記憶にない。
人の記憶はそんなものだろうか、それとも脳に問題が起きてきているのだろうか。
だから記録が大事になってくる。