今日は新患が3人相談に来院した。
3人とも学童で夏休みだなと思う一方でもう夏休みも終わりだなと感ずる。
一人は9才女子で上顎前突、歯が大きく上顎正中に翼状捻転がある。
すでに矯正専門医の相談していて拡大して、今、その部分を治すか永久歯列を待って抜歯するか問われたという。
私もまさにその意見通りの説明となった。ただ口元の出ているところや口唇閉鎖困難な状態を考えると抜歯かなとも思った。
2例目は10才女子、正中離開、原因は正中埋伏過剰歯や側切歯の先天欠如が疑われる。
しかしレントゲンを撮影しないとはっきり言えない。さらに第2小臼歯の先天欠如も疑った。
パノラマを撮影をした結果では上顎両側側切歯は先天欠如、上顎正中に埋伏歯はなく第2小臼歯はすべてあった。
そうなると永久歯列での排列が適当で1~2年後開始ということになった。
3例目は13才女子で顎変形症だった。
地元の歯科医院に月1回来ている矯正歯科医の治療を3、4年受けて最近になって顎変形症として当クリニックを紹介された。
一通りの顎変形症の治療の流れを説明した。女の子の場合は高校2年の手術を目指す。
それには、まだ年齢的に低いので今年はまだ検査にも早いとみた。
そこで来年の夏休みの矯正治療開始の検査、そして高校入学時にマルチブラケット装着前の検査、術前矯正開始。
そして高2の夏休み手術、術後矯正、保定をほぼ高校中で終わる。
こんなスケジュールを話して来年の夏休み前の来院を勧めた。
また顎変形症の患者さんが一人増えた。