
当クリニックでにマルチブラケットでの治療が終えて保定観察で4年経った患者さんが二人の子どもの矯正相談に来院した。
一人は9歳男子、混合歯列期で叢生が予測される。
正中は大分ずれていて左上第二乳臼歯はなくその部に第一大臼歯がきている。
右下犬歯はスペース不足で萌出しようとしている。
口元もやや出ているため永久歯列で抜歯した方が良さそうに思った。
しかし、まだ9歳、非抜歯に強い希望があれば考えなければならない。
だが,母親が自信の治療で抜歯して矯正しているので理解が早かった。
すぐに永久歯まで待っての治療とたぶん抜歯になること了解していただき、簡単な資料を採り観察することになった。
もう一人は6歳の男子、こちらは反対咬合。
でも永久歯は下顎の両側中切歯しかはえていない。
前歯部が交換して反対咬合がはっきりしたら被蓋改善することにした。
いずれにしても母親がすでに当クリニックで治療を終えているので話が早い。
母親も保定観察4年のチェックをして良好な状態を確認して帰った。