
20代前半の女性が出っ歯を主訴に来院した。
口腔内写真を撮っていると、右上5が欠損している。
尋ねてみると3か月ほど前に抜歯しているという。
まだ抜歯空隙がしっかりと残っている。
診断や治療方針はもちろん資料採得して検討し診断までに考えることだ。
しかし、資料がなくても、見た感じで治療方法へのイメージを描く。
今までに片顎抜歯を何例も行ってきているが、最後にオーバージェットが少なすぎることがある。
治療開始時にけっこ大きなオーバージェットが切端咬合くらいになることもある。
そのような場合の多くは、最初にオーバージェットが大きいため上顎両側の4を抜いている。
今回のケースではすでに右側の5が抜かれている。
反対側の5を抜けばオーバージェットの少なすぎは避けれれるのではないかと。
そんなことを考えながら矯正相談をしていた。
分析して、その値などを考え併せて治療方針を決めるのだが、それに経験と直感も作用する。
これからAIの診断はどうなっていくのだろう。