毎日の診療で気付いたこと

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保険カルテと受付ソフトの進化

昨日に続き、10年ほど前のカルテを出してきて整理をした。

今日は数は少ないが保険カルテを出してみた。

それには受付ソフトの進化の歴史が記されていた。

もう30年以上も前のことだろうが、受付ソフト作成のきっかけは領収書の宛名を漢字で出したいから始まった。

そのことは早めに達成され、それから派生した日計表や自費カルテの表書きなどは簡単にできた。

次ぎに始めたのが保険カルテだった。

保険は平均点が高いと「個別指導」に呼ばれてカルテを精査される。

ずっと昔は矯正治療の保険は数が少なく特殊なためあまり呼ばれねかった。

しかし、だんだん呼ばれる人が出始めた。そのうち私にも来ると感じるようになった。

それには不正請求や間違った請求がないことはもちろんだが、しっかりと記されたカルテが必要となる。

当時レセコンは発達していたがカルテコンはまだ未発達、まして矯正のコルテコンなどなかった。

そこで作ろうと考えたが、そう簡単ではない。少しずつ進めて充実させていった。

出てきた昔のカルテはB5版で手書きで書いてあり、次はB5に印字されていた。

それがA4飯になったが、まだまだ記されていることは不十分だった。

その後、日々の改良で現在に至り、それでも改良は終わらない。

古いカルテを見て、いろんな事をやってきたとつくづく思った。

 

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