先週、アンカースクリューを上顎両側の第2小臼歯と第１大臼歯の間に一本ずつ植立した患者が来院した。

一般的には術後の軽い痛み、または違和感が施術した日はあり、その翌日には消退しているといわれている。

実際、今までの患者はほとんどそうだった。

今回も施術はいつもと同じように僅かの注射による麻酔の後、当院では植立のガイドが作ってあり、それに沿って植立していった。

そのこともいつもと変わらなかったが、その施術中、血液は全く出ずに痛みを訴えることもまったくなかった。実にスムーズに行えた。

痛みについては前の小臼歯抜歯の時にはだいぶ後まで痛みが残ったようだ。しかし今回のアンカースクリューについては症状が全くなく喜んでいた。

患者さんに痛がられるのはやむを得ない場合でも術者もつらい。できるだけ痛みのない術式をうまく施術することをこれからから実践していきたい。