今日、動的ちりょうが終了し保定の観察に来院した、19歳女性と23歳男性がかなりの程度の歯肉退縮している状態をを診た。
中年以降ではそれにくさび状の欠損を伴う状態はよく見るが、若者ではそう多くは見られない。
そして、それはくさび状欠損を伴わず、上下顎の前歯部、臼歯部ともに起きていた。
やはりよく見かけるように上顎犬歯が特にひどいかった。
2人とも口腔内はとても清潔に保たれている。
ということは頻繁に磨き、歯磨圧がつよいのだろうか。
問診してみると「つい一生懸命磨いてしまう」という言葉は返ってきても、「硬いブラシ」「頻繁にブラシ取り換え」強く磨く」ような言葉はなかった。
退縮した歯肉が戻ることは難しいので何とか退縮しないように、まずは歯磨きの方法の改善を勧めるのだが、なかなか習慣は変えられないようだ。