コロナの流行で通常4月に行われる学校の歯科検診が延期されていた。
今年度中にやれば良いことになっているが、今日、第1回目をやってきた。
学校検診で今まででも基本的な清潔な検診は必要となっていた。
しかし今年は、特別な配慮や気遣いが必要となった。
そこでデンタルミラーを被検診者一人に対して2本用意してもらった。
これで、手指で患者さんを触ることなく検診できる。
また、フェースシールドも付けることにした。
検診する部屋はいつものところだった。その部屋に待っている児童は少なかった。
3密への配慮だろう、しかしその部屋に続く廊下にはかなり多くの児童が待っていた。
検診が始まってもフェースガードでよく見えない、両手ミラーで探針が使いにくい。
しばらくは能率が上がらず、時間が気になった。
しかし後半は慣れてきて、ようやく見えるようになってきてスピードも上がった。
二百二十名余の人数を検診して終了時間は昨年とそう変わらなかった。
でも、慣れないことで大変だった。
次は三日後の金曜日、もう少し人数は多いそうだ。
次回は今日の経験から楽にできる工夫をしてみたい。