
通常、唇顎口蓋裂の相談は混合歯列期の前期(6歳から8歳くらい)が多い。
今日、午前中に電話があり、男子高校生の唇顎口蓋裂だという。
午後の空いていた時間に相談することになった、父親と一緒に来院した。
小さい頃より東京の大学病院で手術や治療をしてきたとのことだった。
矯正の治療の時期勧められたらしい。もう少し早くても良かったと思うが。
診るとかみ合わせは深い、小臼歯部にはクロスバイトがある。第2大臼歯は鋏状咬合。
診断名や咬合状態を何と書いたらよいか難しかった。
唇顎口蓋裂は健康保険適用の矯正治療となるため、窓口負担は3割となる。
しかし、沼津市やその周辺地域では高校生まで子ども医療券が出ている。
その結果、矯正治療が患者さん負担はなしということになる。
その説明をすると父親は100万円近くの金額を考えていたようで驚いていた。
導入した市長は在任中亡くなったが、その功績は未だに恩恵を受ける人がいる。
初診の説明は簡単に済み、まだ予約の空き時間が合ったので、検査まで進んだ。
こらも窓口の負担がないなのでスムーズにいったのかもしれない。
当クリニックは保険の治療では顎変形症が多く、口蓋裂は少ない。
やはり口蓋裂を扱う病院が静岡市か東京になって県東部にないからかもしれない。