口腔内スキャナーをここ数年ほしいと思って機種選定や金額などいろいろ考えていた。
2週間前に歯科の通販会社の扱う製品をデモしてもらい、それを注文した。
それが昨日送られてきて、今日設置してもらった。
パソコンと口腔内スキャナーだけでの大したことないが、ワゴンに乗せると結構大きい。
治療室で置く場所探しに困ってしまう。
早速、患者さんに使ってみた。説明では上下顎と咬合で5分程度と言われていた。
実際やってみると、片顎でも5分以上かかり、それでもきれいにスキャンができない。
それはまだ慣れていないためだと思うが、しばらくの間、訓練が必要だ。
付属のソフトの説明も今日は聞いた。そのソフトでできることもいくつかあった。
まず、やりたいと思っていることは、クリアリテーナーを作りたい。
現在は、アルジネート印象、石膏注入、硬化後シートの加熱吸引成型を行っている。
これからは口腔内スキャナーでスキャン、そして3dプリンター石膏模型型替わりを作製。
そして、やはり加熱吸引成型となる、その先はクリアリテーナーを3Dプリントしたいのだが。
さらに、それを画面上でセットアップして3Dプリントしてアライナー矯正も考えてみたい。
ただ、アライナーだけですべて治ると思わない。
だから簡単な症例の治療やブラケットを付けている期間を短くする目的で使いたい。
他にも現在の模型を減らしたり、CT画像と組み合わせ外科矯正の準備など考えていきたい。