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3Dプリンタの光成形と熱成形

先日購入した口腔内スキャナーからSTLでデータをエクスポートできる。

そのデータから3Dプリントができることになる。

3Dプリンタの成形の形式にはいくつかある。

一番簡単なのがポリ乳酸素材のフィラメントを熱成形する。

それを3年前購入して、色々プリントして3Dプリントに慣れてきた。

先日、レジンを光で成形するプリンターを購入して試しにいくつか作ってみた。

その結果は光成形でレジンで成形した方が精密できれいだった。

しかし、レジンは臭くベトベトして取り扱いも手袋などが必要でめんどうだ。

出来上がったものもアルコールや水で洗いさらに表面を別の光照射器で固める。

さらにプリントに必要なの時間も気になる。

3Dプリンターが時間がかかるのは承知しているが光成形は熱成形の2から3倍の時間がかかりそうだ。

私が作りたいものは熱成形なら1時間以内に終えそうだ。

今日の実験では熱形成のほうが良さそうに思えてきた。

これらの実験をふまえて矯正歯科への応用を考えている。きっと石膏より優れたものができるはずだ。

 

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