昨日に続き口腔外科からの埋伏歯の相談があった。
10歳代でまだ乳歯も少し残っている女子の右上犬歯の埋伏だった。
CTも撮影されてDVDでもってこられた。
埋伏歯にありがちな嚢胞があると紹介状には記されていた。
それを萌出させれば嚢胞も除去できるとの予測もされていた。
この程度の埋伏歯は何例もやっているので、良い結果にできそうとみていた。
ただ気がかりなことがあった。口腔外科への依頼が矯正歯科医からだった。
そのあたりを患者さんに聞いて見ると、そこで他の矯正歯科を探すようにといわれていて安心した。
もう一つは遠距離からの通院だ。開業当初は伊豆半島の先の方から通院があった。
しかし、現在はそこまで遠い患者さんは少ない。
矯正歯科医院は随分増えてきたように思うがまだ駅付近に集中している。
結局、通われるというので当クリニックでお引き受けすることになった。
口腔外科には便宜抜歯をお願いすることが多いが、顎変形症、埋伏歯と連携が強まる。
お互いの専門領域で連携し、より高度な歯科医療に結びつけたい。