毎日の診療で気付いたこと

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歯肉が改善しないのは咬合か

2月にマルチブラケットを撤去し保定の男子大学生が来院した。

先月、撤去1カ月目の検診をしたら歯列咬合を安定していた。

しかし、前歯部歯肉が悪く、特に上顎前歯部が悪いのが気になった。

原因は当然ブラッシングの悪いことだろうを推察して、歯磨き指導を行い1カ月後の検診とした。

今日見ると、歯磨きは思ったほど悪くない、でも上顎前歯部歯肉の改善は見られない。

そこで、咬合を疑った。前歯部には早期接触が認められた。

特に右上中切歯と右下顎中切歯、側切歯が強く当たっていた。

みればその部分の歯肉がいちばん悪い。

そこで、咬合調整を行った。咬合調整で歯を削るのは抵抗がある。

しかし、もうブラケットもはずしてあるので歯を動かすこともできない。

だから、本当に少だけ早期接触部位を削合し2カ月後に診せてもらうことにした。

これで、改善していると良いのだが、もちろんブラッシングも丁寧にとも言っておいた。

治療について

 

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