今日は梅雨後半の荒れた天気だった。
午前中にはすぐ近くの三ツ目ガードが通行止めとなり警官が誘導していた。
そんな中、キャンセルも数人あったが、矯正相談もあった。
午前最後は20代後半の男性、主訴は反対咬合、正中離開だった。
診ると骨格的には下顎前突だが被蓋はわずかに上顎が下顎を覆っている。
正中離開の他、上顎にはスペースがある。
正中離開とともにスペースを閉じたら反対咬合になる。
問診票では顔つきは気になっていない。
一番治したいのがどこなのかよくつかめない。
顎変形症の説明もしたが、それでもないような気がする。
午後は混合歯列期と永久歯になったばかりの姉妹だった。
姉妹だから不正咬合や口元は似ている。でも妹の方が厳しそうだった。
最後の相談は永久歯は生えたての犬歯低位唇側転位(八重歯)。
歯が大きく、口元がでている。これは抜歯ケースで扱えば難しくないだろう。
その様なケースばかり来てくれれば簡単で良いのだが。
たまにはいいが専門医とすれば難しいケースに挑戦していくことだろう。