近年、親が当クリニックで治療しその子が矯正相談に来院する。
そんなケースが多くなってきた。
今日のケースは12歳男子、主訴は出っ歯と叢生だった。
スタッフが母親のカルテを持ってきた。1994年に作られてカルテだった。
初診時年齢10歳。けっこう厳しい上顎前突だった。
今日の相談者は母親ほどではないが、似たような傾向はある。
一通りの説明はするのだが、母親が当クリニックで治療を受けているので理解してもらいやすい。
当時とは料金が違う。金額も上がっているが、治療の進行による分割などなかったので説明した。
近頃、その様なケースが多くなってきていることを考えると、サイクルがが30年くらいかなと思う。
当クリニックは今年40年を迎えた。こちらのサイクルは40年変わっていない。
同世代から、院長交代などの挨拶文が時々届く。
いましばらくは、この態勢で臨みたいが、徐々に考えていかねばならない。
矯正治療は継続的な長い治療だから。