1カ月ほど前に届いた光成形型の3Dプリンタを試用してきた。
速く成形できると期待しての5台目の購入だった。
1階診療室脇に設置してみたものの臭いし、うまく成形できなかった。
繰り返し試してみたら水洗いレジン500グラムは実験で終わってしまった。
それでも、試行錯誤しながら、だんだん上手くいきだした。
臭いことには日曜大工で空気清浄機をを上部に付けた箱を作りだいぶ改善した。
水洗いレジンはイソプロピルアルコールを使わなくて便利だが、それでもベトベトしていた。
それについても次ぎ別の製造元の水洗いレジンは、前のよりさらさらして使いやすかった。
それでもなぜかすっきり成形できなかった。ぼてっとしかできない歯型の原因を探していた。
ネットで見ると光を照射する時間に関係ありそうで、それについて昨日から今日に実験した。
当然、照射時間が長い方が良いと考えていた1回の照射が12秒、3秒、1秒と試してみた。
結果は予想に反して1秒が一番きれいに成形できた。
同じもの(歯列模型)を12秒で成形すると1時間以上かかるが1秒で成形すると30分くらい。
この時間が患者さんが待っている時間だとするとその差は大きい。
この分だと実用になる日が近そうだ。